姿勢と腰痛について

こんにちは。

 

先日、市民活動センターにて、

「姿勢から腰痛と肩痛を考える」とのテーマで講演をさせて頂きました。

 

腰痛に悩まされている方はたくさんいると思うので、

今回は 「姿勢」 

に焦点をあて、痛みを発生させる基本的な仕組みと、

正しい姿勢についてお話をしたいと思います。

 

「腰」という漢字は、「肉月にくづき」に「要かなめ」と書きます。

漢字って本当よく考えられていますよね!

 

漢字の通り、腰は身体の中でも大きな負担がかかる「要」の部位です。

 

どうして人間には腰痛があるのでしょうか。。。。

 

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猫など4足動物には腰痛はにゃいです。

 

もともと、四本の足で歩いていたときには、背骨が水平だったため、

それほどストレスもかからず、体重も四本の足で分散することができていました。

 

しかし、二足歩行になったことで、背骨を中心に垂直方向にストレスがかかることになり、

特に腰部は上半身の重みを支えなければならなくなりました。

 

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フジイ整体院HPより

写真のように脊骨はS字のカーブを描くことにより重力を分散しています。

脊柱と骨盤の周りには多くの筋肉と靭帯があります。

 

筋肉は脊柱を支える重要な役割があり、

腹筋と背筋のバランスが保たれていることで脊柱を安定させています。

 

 

しかし、、、

 

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腰痛トレーニング研究所HPより

本来は左上図のように、背筋と腹筋が体を支えていますが、

腹筋が低下すると、、、

 

背筋だけで体を起こすようになり、、、

お腹は前に出て、腰が反ります。

すると、背中が張って腰が痛くなってきます!

これが腰痛出現の簡単なしくみです。

 

 

「姿勢を正して下さい」

と言われると、

 

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森上鍼灸整骨院HPより

この右端図の姿勢になる方が多いのではないでしょうか。

背中側の筋肉ばかりに力が入り、背中が痛くなってくると思います。

高齢の方は真ん中の図のような姿勢になるかもしれません。

 

「腹筋がしっかり活動し、背中が反りすぎない姿勢」

を作ることが、腰痛予防の第一歩です。

 

正しい座り方は、、、

 

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sisesi infomation HPより

以下の2つだけまずは守ってみましょう!

 

①まずはアゴをしっかり引きましょう。

次に、

②お腹を軽くへこましたまま呼吸をするようにします。

 

お腹をへこませることを意識し過ぎると、腹直筋にも力が入ってしまい

 体を動かしにくくなります。

お腹を引っ込めるように意識した後は、肩の力を抜くようにして下さいね。

 

①、②を実施すると姿勢を正していても、背中の張りが少なく感じると思います。

 

この姿勢を覚え、普段から意識的に続けてみましょう。

 

立っているときはこの姿勢に加え、お尻を軽く締めて立ってみましょう。

 

いかがでしたか。

 

今後、腰痛に対するストレッチや運動も紹介できたらと思います。

このブログでは健康に関わる様々な情報をお伝えしていきます。

 

今日も心を足したサービスを。

 

cocotas!

 

 

 

 

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